物産展で意気投合

街中から家に帰るときはバスを使う。
バス停は、大きな中央郵便局の前にある。
このバス停は郊外に向かうバスが停まる所で、10分の間に5台ほど発着する。

そのためこのバス停を利用する人が多いのでいつも混雑している。
そんな中央郵便局の玄関近くで、先日物産展が開かれていて、大盛況だった。
私は物産展で買い物をするのが大好きだ。

バスが来るまでに10分ほど時間を持て余していたので色々と買い物することが出来た。
その日行われていたのは熊本県の物産展。
全国的に人気になったゆるキャラのグッズから、「スイカの名産地」として知られる植木町で栽培された大きなスイカ、馬刺し、からし蓮根といった、いかにも熊本の名産品というものが多かった。

そんな中、若いオーナーさんが何人か出店を行っていた。
熊本の野菜やフルーツを原材料にしようしている焼きドーナッツや、ベーコンやハーブウインナーなどの燻製商品などは、いかにも若い人の感覚で、可愛らしいカフェ風のブースになっていたので、物産展にしてはおしゃれな印象だった。

物産展は夕方6時までと、郵便局の営業時間に合わせていて終了時間が早かった。
私が行ったときはすでに夕方5時30分だったため、最後までに売り切りたい!と熱がこもっているときだった。

そのため、ハーブウインナーを購入したらベーコンが、焼きドーナッツを買えばラスクが、それぞれサービスされた。
お店の人とのやり取りやこんなサービスがあるからこそ、物産展は楽しい。

食材が豊富